内装解体と原状回復工事の元請会社が、協力会社募集する際に重視するポイント4つ

コラム

東京都を中心に、内装解体工事、原状回復工事、特殊解体工事などを手掛ける株式会社アームレックスです。
弊社では若くても実力のある職長が育っており、協力会社各社の皆さまと高品質な解体工事を提供しています。

今回は内装解体工事の協力会社様を募集するにあたり、これから元請け会社を探そうとしている協力会社さんへのアドバイスや、弊社が協力会社さんにお仕事をお願いするか否かを決めるポイントについてお話をしていきます。

アームレックスの強みと協力会社を募集したい理由とは

弊社の特徴の一つとして、解体工事の中でも特殊解体工事を最も得意としています。
エレベーターやエスカレーター、立体駐車場、レンガ造の建物なども対応可能な解体工事会社は少なく、遠方からもお声がけいただいております。最近は大きな現場でもこれまで以上に収支を重視しており、弊社のような機動力があり且つ技術を兼ね備えた解体工事会社が注目されています。

私たちは今後、さらに解体工事業の協力会社様との繋がりを深め、より多くの仲間とともに技術と品質を高めていきたいと考えています。現在提携している12社の協力会社様を、将来的に50社程まで増やします。
すでに内装解体工事を手掛けている企業はもちろん、これから内装解体工事で独立を目指している方や、一人親方で仕事を請けている方も、事業拡大を志す方々にぜひお気軽にお問合せいただきたいと思っています。

 

内装解体と原状回復工事の元請会社が、協力会社募集する際に重視するポイント1:「請負単価」

おかげさまで多くのお問い合わせをいただいき、月に10社ほどと面談させていただいています。
面談と言いましても、堅苦しいものではなくお互いがWin – Winとなる仕事かどうかを見極めるための場です。
そのため、志が高い協力会社さんであることも必要ですが、まずは条件面のお話をすることが多いです。
請負単価は、予め決めておいていただけるとスムーズに進みます。

スムーズに進まないパターンもいくつかあります。まずは、「〇〇万円ジャストでしか話をしません」というパターン。
その金額が請負会社である私たちにとって想定内である場合は良いのですが、そうでない場合は交渉が難航……と言いますか、金額面で折り合いが合わないとその後のお話が進まない可能性が高いので、ある程度の幅をもって面談に臨んでいただけるとお互いにとって良い結果となるのではないでしょうか。

請負単価は、請負会社と協力会社双方による交渉の腕の見せ所でもあるのですが、人間同士、これから一緒に仕事を始めましょうという気持ちで話し合うので、お互いの心象も大切です。
例えば、協力会社さんから条件よりも高額な金額を提示された場合、我々も多少は躊躇します。
その金額が確固たる根拠に基づいているのであれば、請負会社である我々も考える余地があります。
しかし、躊躇したこちらの反応を見てから大きく減額した金額を提示されると、「あぁ、単に言ってみただけだったんだな」「あまり経験がないのかな」と感じ、不信感を覚えるリスクになります。

面談に臨む際は、少し幅を持たせた請負金額と、その金額に対する根拠、つまり説得材料を用意しておいただくのが良いでしょう。
交通費についても請負金額に含んで良いのか等も決めておくと、さらにスムーズだと思います。

内装解体と原状回復工事の元請会社が、協力会社募集する際に重視するポイント2:「支払いサイト」

協力会社として独立したり経営したりする方であればご存知かと思いますが、建設業は支払いサイトが長い場合が多いです。
一般的には60日と言われていますが、それ以上であることも珍しくありません。
例えば支払いサイトが90日の場合、9月初旬に工事したとしても月末に締めて、そこから90日後だと12月末になります。
弊社も、お仕事をいただく際に支払いサイトが60日や90日というケースは当たり前のようにあります。

ある程度規模が大きい企業の場合は問題ないかもしれませんが、少数精鋭の企業の場合、長期で契約が取れると収益見込みは安定する一方、支払いサイトが長いと当面の資金繰りに問題が生じる場合も多いのではないでしょうか。
仕事に使う機材や消耗品を購入するにしてもキャッシュは必要ですので、元請け企業を選ぶ際は支払いサイトをしっかりと確認し、ご自身の会社の資金繰りを含めキャッシュのバランスを見極めることも大切です。

ちなみに、弊社アームレックスは、協力会社さんと「支払いサイトは末締めの40日」で契約を結んでおり、多くの協力会社さんに元請けを選ぶうえでの大きなポイントとなったと仰っていただくことが多いです。

内装解体と原状回復工事の元請会社が、協力会社募集する際に重視するポイント3:「実績と信頼」

一般的に、対応してきた工事の種類は重視されるでしょう。
実績数も大切ですが、どのような工事に対応してきたのかは細かいことまで答えられるようにしておきましょう。
内装解体と一言で言っても、「はつり」や木造等と様々あり元請会社によって得意不得意は様々です。

弊社アームレックスは、マンションリフォーム等で一部屋だけ解体しスケルトンにすることも多く、「はつり」や木造だけの実績ですと、お願いできる業務も限られてきてしまいます。壁や天井の解体も多く、特にバールを使った業務の実績が多いと長くお付き合いできるかと思います。

もちろん、協力会社に応募したい企業や、一人親方全員に多くの実績があるとは限りません。
法人化したばかり、もしくは独立したばかりであまり実績がない場合は人柄や一緒に仕事をしていきたいと思わせるような姿勢でカバーすることも大切です。

弊社アームレックスは、協力会社も一緒に成長していきましょうというスタンスです。
そのため、独立直後で、書類の管理やパソコン業務などに携わったことのない会社も積極的に契約をしています。
書類の管理やパソコン業務も、やり方さえ学べば誰にでもできることなので、弊社がサポートします。
また、実績が少ない場合でも「あれが分からない」「これはやったことがない」「あの手続きは少し遅れる」等の報連相をしっかり取れることは、一緒に働くうえでプラスに作用します。
つまり、今後長く安心してお付き合いしたい、と思う協力会社さんは技術面での信頼と、それ以上に人として信頼できるかどうかを重視していることが多いです。

内装解体と原状回復工事の元請会社が、協力会社募集する際に重視するポイント4:「その他」

基本的なことですが、作業員の人数や年齢、現在の協力会社のことも、しっかりと答えられるように準備しておきましょう。
協力会社は報酬を受け取る側なので与信調査等はされないと思いますが、会社等の組織の場合は、創業年や沿革、概要などは聞かれると思っていた方が良いです。

これは元請会社にもよりますが、弊社アームレックスは、技術力も後から付いてくると考えていますし、ホームページのTOPにも記載してある通り、協力会社を成長させることにも自信がありますので、創業間もない会社でも安心して応募していただきたいです。

これまでは元請会社に対して固定の協力会社がいて、深く長く付き合うことが主流だったため、どうしても協力会社に業務負荷がかかることも多かったように感じますし、協力会社も元請会社との関係性を築くことが難しい場合もありました。
しかし、これからは、技術さえあれば得意先は選べる時代にどんどん変化していくでしょう。
現に、弊社アームレックスは多くの協力会社さんとお付き合いし、600名もの職人さんにお仕事をしていただいています。

内装解体と原状回復工事の元請会社が、協力会社募集する際に重視するポイント:まとめ

改めて弊社アームレックスが協力会社募集の際に見極めるポイント、面談でお聞きすることについてまとめます。
「単価」「交通費」「支払いサイト」「今までやってきたこと」です。
特に、できること・できないこと、得意なこと・そうでもないこと、これをまとめていただくとお話を進めやすいです。

弊社は、公共施設、病院、博物館、体育館、飲食店、マンションリフォーム、テナントの原状回復の案件を多くいただいています。
これらの実績がある会社、これらの業務に興味のある会社からの応募をお待ちしています。
そして、弊社のウェブサイトをよく読んでいただき、同じ価値観やシナジーを持ち、成長したいという意志を持っている会社と出会いたいと考えております。

住宅の全解体しかやったことがない場合でも、これから内装解体やっていきたいという気持ちがあれば、ぜひご応募ください。

必見!協力会社募集の面談で見送りになった場合でも、内装解体の仕事を諦めないでください。

実績や請負金額など様々な理由により、たまたま条件が合致せずに見送らせていただく場合もあります。
しかし、協力会社募集の面談は社員の採用面接のように優劣をつけるものではありません。
そのため、例えば見送りから半年後に条件がマッチする案件が出てくる場合もあります。
そんな時は、こちらから連絡する場合もありますが、弊社はインスタグラムやツクリンク等で多数の応募をいただくこともあり、なかなか思うように連絡ができないことも多いです。

これは他の元請会社でも同様だと考えられます。
一度の面談で条件が合致しなかった場合でも、数か月後、半年後…といったように間隔をあけて、ぜひ希望する元請会社に連絡をしてみてください。
また、協力企業になりながらも、一度きりで短期間で契約が終わってしまった場合も同様です。
ぜひ諦めずに定期連絡をしていただきたいと思います。

おまけ:これから独立される方へ

前述のように、一度の面談で契約に至らなかった場合や、短期間の契約で業務が終わってしまった場合でも、時期が変わればマッチングが成立することもこの業界ではよくある話です。
そんな時に、「〇年前に、あの案件で面談した会社の名前はなんだっけ?」「〇〇の現場で手伝ってくれたあの会社はなんだっけ?」という話題になるのですが、建設業界の企業名は大抵「(苗字)+工業」や「アルファベット3文字」「〇〇テック」といったパターンが多いです。
よくある会社名は本当に思い出せず、「じゃあ、他の会社を探そう」となってしまいます。

もしこれから社名を考える場合は、印象に残る名前を付けることをおすすめします。
笑ってしまうかもしれませんが、会社名を覚えてもらうことは、今後、協力会社から元請会社になった場合でも、かなり重要なんですよ。

東京都を中心に、内装解体工事、原状回復工事、特殊解体工事などを手掛ける弊社では、長く、一緒に成長していける協力会社様を積極的に募集しています!少しでもご興味いただけた方は、下記フォームよりお気軽にご連絡ください。

【内装解体工事 協力会社様応募フォーム】

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