内装解体・改修工事ならアームレックス!施工事例をご紹介!
2020.12.29 施工事例
こんにちは、都心部で内装解体から改修工事まで行うアームレックスです。弊社では頼れるスタッフによる着実な施工のもと、お客様のご期待に沿えるよう日々研鑽しております。
そこで、今回は弊社が誇る職長3人と彼らが手掛けた施工事例をご紹介いたします。
目次
【職長・川上】人物と担当施工事例の紹介
洞察力の高い観察眼で現場に必要な解体と改修は何かをきちんと見極める人物です。
実際の施工現場において、不要な解体や改修工事は施工期間・費用・人的資源を浪費することに他なりません。
彼はそういった効率に基づく合理的判断が下せる新進気鋭のリーダーです。
担当施工事例①:東京都にある児童相談所の改修工事
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・建物の概要
広さはおよそ300平米。
解体が前提になりつつも、建物の骨組みとなる軽鉄などは残した上で改修できる構造でした。
・改修の目的
内装の間取り変更に伴い、一部改修。
・改修の結果
食堂を移動し、レクリエーション施設を設け、会議室をリニューアルしました。
・こだわった点
建物の骨組みである軽鉄を曲げたり、凹ませたりすることはせずに壁の下地であるボードのみの撤去をした点です。
軽鉄にはボードがビスで直接取り付けられているため、隙間がなく、軽鉄を曲げずに取り去るのは困難と言われています。
軽鉄は建物の構造に合わせて組んでいるため、曲がってしまうと建物の骨格がおかしくなってしまうからです。
そこで、バールで叩いてボードを壊す方向で行きました。
バールでのボード撤去も、力をかけなければ壊れず、叩き過ぎれば軽鉄にまでダメージが及ぶので注意が必要です。
したがって、職人個人個人の力の制御感覚が重要となる作業ですが、現在の施工法ではバールによる撤去作業が最も効率が良いと考えられています。
最終的に、協力会社からはトータル4人、弊社からは3名で1ヶ月ほどかけて取り去ることができました。
担当施工事例②:東京都にある県民センターの改修工事
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・建物の概要
広さはおよそ500平米。
企業研修などがメインに行われ、会議室やスポーツジムがある大型の施設です。
・改修の目的
古くなった施設内部のリノベーション工事。
・改修の結果
施工期間は2週間ほどで、間取りはそのままに天井と床の総張り替えを行いました。
・こだわった点
チームワークの求められる作業工程を協力会社さんと行った点です。
本来ならば手で剥がす床の長尺シートを、今回の現場は建物が広かったため、専用のブロンコという剥がすための機械を導入しました。
一方、この作業自体はチームワークに基づく技術がいるものです。
そこで協力会社さんに機械の運用に慣れている方がいたため、オペレーターを担当していただきました。
広い現場でオペレーターが長尺を剥がし、サポートの職人たちが剥がれた分を片付けていく作業でしたが、チームワークが上手く取れたためにテンポ良く済ませることができました。
ちなみに協力会社さんからは3名の方に2週間ほどご協力とご活躍いただきました。
内装解体は圧倒的に人の手による作業が多い仕事だからこそ、チームワークによる連携が効率と仕上がりの良い仕事につながります。
弊社でも、チームの中でそれぞれの役割を持つ者達の仕事をお互いに尊重しているため、その連携が成立するという考えです。
したがって、現場を担当している際もチームワークにつながるコミュニケーションを協力会社さんとも積極的に取り合って行きました。
結果として、迅速かつ丁寧な施工につながった次第です。
【職長・山本】人物と担当施工事例の紹介
弊社の課長であり、協力会社の方にもご不明な点があれば積極的に指導・鞭撻をする人物です。
彼自身が誇りある仕事をしたいからこそ、情報共有の重要性を理解する人物でもあります。
そういった点も含め、適切な距離感を持って報連相を徹底する姿勢が現場でも一際輝くリーダーです。
担当施工事例①:レストランチェーン店の原状回復工事
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・建物の概要
広さはおよそ450平米。飲食店だった建物でした。
・原状回復の目的
飲食店であったため、元に戻す必要性があった。
・こだわった点
原状回復を丁寧に行った点です。
「原状回復」は、「ある事実がなかったとしたら本来あったであろう状態に戻すこと」を指します。
飲食店では内装に汚れが付いたり、欠落があった状態で使い回すという概念は基本的に存在しません。
また、内装の間取りや厨房の広さも店によってはその店独自の設計などがあります。
そのため、本来の状態(無かった状態)に戻す必要があります。
期間は12日間で、協力会社さんからは3名、弊社からは3名が参加して施工を行いました。
ちなみに原状回復は技術の目立つ工事です。
特に、このレストランは特殊な床タイルのため、剥がす工程でとても難航しました。
床をただ剥がすにしても、手で持つ小型の電動ハンマーでは硬くて時間がかかるのです。
そこで1人が細かく目地を入れていき、剥がしやすくしていくという手法を取りました。
弊社では予想だにしない作業が必要となった時も、全員で意見を交わし合い、最適なやり方を臨機応変に見つけていく方法を取っています。
職長の独断でやり方を決めるのではなく、協力会社さんの提案も参考として新しいやり方をさらに見つけていくスタイルです。
それが毎回の現場で行われることでノウハウが蓄積されていく面白さとなり、次の解決法に結びついて行きます。
今回の現場も、そういった意見の交わし合いの中から生まれた発想でした。
結果として、複雑な床を迅速に剥がすことに成功しました。
担当施工事例②:東京都にある大手カフェの解体工事
・建物の概要
広さはおよそ280平米。大手のカフェでした。
そこのオーナーをお客様として元請けで直受注したお話になります。
・解体の目的
建物の構造体だけを残すこと
・改修の結果
施工期間は10日でした。
協力会社さんから4人来ていただき、弊社からは2名参加しました。
内装を軽鉄まで解体し、間取りも取り払いました。
・こだわった点
建物の構造体だけを残す上で安全性の高い工事を行った点です。
基本的に解体は個々で動くのではなく、2〜3人で動く作業です。
しかし、間取りも無かった状態に戻すにあたって、内装であれば重量物(ダクトやそれに伴う高所にあるモーター)が絡むところを壊す際に必要人数がさらに必要となります。
一方、そういった重量物の解体は安全性が求められ、安全性は時にスピード性よりも重要です。
そこで、アームレックス創業時からの付き合いがある協力会社さんに協力をしていただきました。
長らく付き合いのある協力会社さんであったため、安全性の高い作業を行うのに必要な情報共有が円滑に行われました。
結果として、無事故でスムーズに解体も完了した次第です。
弊社では、協力会社さんと現場でお互いが1を聞いて10を知れるような、高い連携力で作業を行い合えることが理想です。
そのため、弊社では日々のコミュニケーションも小さなことから欠かしません。
今回の事例はその結果が表れたことを実感できた一例です。
【職長・山崎】人物と担当施工事例の紹介
弊社の主任であり、協調性の高い施工を得意とする人物です。
常にどういった現場であればそこにいる職人たちの実力を発揮できるかに心を砕いております。
施工現場というのは集団による作業ですが、彼は『人』が集まり、共に同じゴールを目指すことが大事だと考える人間性の高いリーダーです。
担当施工事例:神奈川県にある体育館の解体工事
・建物の概要
およそ1600平米の小学校の体育館でした。
・解体の目的
老朽化に伴う、体育館全体の解体。
・解体の結果
施工期間は1ヶ月半、約50人での作業でした。
骨組みの鉄骨以外、外壁、内装、屋根の撤去・解体を行いました。
・こだわった点
安全に工期内に納めた点です。
夏場だったので、熱中症もある中、慎重に現場を納める必要がありました。
実際の現場では、こまめな休憩を取り、意識や体調管理の一環で一人一人に声をかけて行きました。
そんな中で大変だったのは、2階建ての体育館への搬出でした。
本来ならば距離があるので人数を追加して運ぶところ、少ない人的資源を活用するために、搬出場所から現場までに足場を掛けて通路をつくりました。
実は、搬出場所までの足場をかける予定は当初ありませんでした。
足場自体は組まれていたのですが、より荷物を運びやすくするにはどうすれば良いか考えた結果、残っていた足場材をさらに幅広く、丈夫に作ることが良いと途中で気付いたのです。
現場と搬出場所までにもし足場を作っていなかった場合、常に15人が現場に配置されていないと資材などの受け渡しが難しい距離でした。
そこに足場を掛けたことで、10人ほどの稼働で回るようになりました。
それだけでなく、階段の登り下りが無くなったため、夏場の体力消耗を抑えることができたのです。
これは山崎職長のアイデアでした。
内装解体工事の現場では基本的に足場を組むことはありません。
しかし、この意外性を突いた発想によって大きな効率性の向上と安全性の向上につながりました。
限られた状況から生まれた打開策として誇らしい事例の一つです。