一人親方は仕事がない?独立のメリットや仕事の取り方を知っておこう

コラム

東京都を中心に、内装解体工事、原状回復工事、特殊解体工事などを手掛ける株式会社アームレックスです。弊社は実力のある若手職長が多く、協力会社の皆さまと協力して高品質な解体工事を提供しています。

「一人親方になりたい」と考える職人は多いですが、注意しないと「独立したけど仕事がない」状態になりかねません。今回は、一人親方になるメリットや仕事の取り方を解説します。

 

一人親方になるメリットとは?

一人親方は自分の裁量で仕事を調整できるので、自由度が高いのがメリットです。会社勤めの場合、上から振られた仕事は断れませんが、一人親方ならどの仕事を受けるか自分で決められます。

「プライベートを重視したいから仕事は請け負い過ぎない」「目いっぱい稼ぎたいから積極的に仕事を請ける」など、都合に合わせた働き方ができるのが一人親方の魅力。

ただし、納期に間に合わないと仕事が切れる原因になるので、キャパオーバーにならないよう注意しましょう。

 

単価の交渉ができる

一人親方は単価を交渉できるので、会社勤めのように「資格持ちや役職付きにならないと給与が上がらない」なんてことがありません。「常用か請負か」働き方も決められるので、仕事の幅も広がるでしょう。

常用とは「1人工(にんく)いくら」という労働時間に対して報酬が発生する働き方のこと。材料費や人件費、運搬費といった経費は元請けが引き受けるため、一人親方が受け取るのは施工に対する報酬のみです。一方、請負は「依頼された仕事をすべて完了したらいくら支払われるか」という働き方のことで、材料費や人件費などの経費も報酬に含まれます。報酬額は大きいですが常用に比べて責任が重く、未払いなどのトラブルが起きやすい面も。元請けとの信頼関係がないと受注するのが難しいので、常用で実績を積んで請負へのステップアップを目指すのが一般的です。

 

人件費がかからない

一人親方は従業員を雇わないのが一般的なので、人件費がかからないのがメリットです。広いオフィスや従業員用の携帯電話なども必要ないので、コストを押さえて収益を確保できるでしょう。

 

人間関係に悩まない

一人親方は基本的には従業員を雇わないため、従業員を教育したり、トラブルを仲裁したりする手間がかかりません。自己管理できればOKなので、人間関係に煩わされず目の前の仕事に集中できるでしょう。

 

収入が上がる

一般的な単価は会社勤めが12,000円、一人親方が18,000円スタートなので、一人親方のほうが収入が高いです。労災などを支払う分手取りは少なくなりますが、確定申告すれば経費として切れるため税金対策もでき、実質的に収入もアップするでしょう。

 

一人親方として仕事をもらうには?

一人親方は自由度が高くメリットが多いですが、働きながら仕事を取りにいかなくてはなりません。会社勤めのように上から仕事を割り振られないため、自分で動かないと仕事が切れる恐れがあります。ここでは、一人親方が仕事をもらう方法を見ていきます。

 

営業力を身につける

1つの元請けからいつまでも仕事をもらえるとは限らないので、新規開拓できる営業力を身につけましょう。営業スタイルは名刺を持って挨拶に行くのが基本。交流会や勉強会などで人脈を増やすほか、ゴルフなどの趣味を通じて親しくなる方法もあります。建設業に特化したビジネスマッチングコミュニティもあるので、人脈を広げたい方は加入してみると良いでしょう。近くの業者をインターネットで探して、飛び込み営業に行くのも一つの手です。人は単純接触効果で会えば会うほど親近感が湧くといわれているので、仕事につながる可能性もゼロではありません。

 

マッチングサイトを活用する

建設業界専門のマッチングサイトを利用して、施主から直接仕事をもらうのもおすすめです。スケジュールの管理やすり合わせなどすべて一人で行うため責任が重くなりますが、「利益率が高い」「自身の評判をサイトで公開できる」などのメリットがあります。施工のスピードやクオリティ、現場での態度などすべてが評価の対象になるので、場数を踏んで評判を上げるのが重要です。施工技術やコミュニケーション能力が認められれば、コンスタントに仕事を依頼されるでしょう。

 

インターネットで探してHPから応募する

自社のHPを持つ建設会社を探して、「職人募集」「協力会社募集」ページから直接応募するのもおすすめです。インターネットで上位表示される企業は工事依頼が殺到していることが多く、関係を築ければ仕事に困らない可能性があります。平均年齢が若く進歩的な企業が多い傾向があるので、コミュニケーションが取りやすい可能性も。多くの企業がHP内で社長や社員の雰囲気を紹介しているので、面談前にチェックしてみてください。

なお、アームレックスの協力会社様もHPを通して出会った方も多く、今年だけでも5~10人ほど一人親方の方が増えています。このようにHPを通して仕事につながることは多いので、気になる企業には積極的に応募してみましょう。

 

情報収集すること

現場の職人はさまざまな仕事の取り方を知っているので、コミュニケーションをとって情報収集するのが大切です。たとえば、一人親方の中には営業が苦手なのに仕事が切れない人もいます。なぜかというと営業が苦手な一人親方は営業の得意な一人親方の下について、仕事を回してもらうという方法があるからです。一人親方によっては3人ほどを下につけて仕事を渡していることもあります。単価が18,000円の場合3,000円は仕事を取ってきてくれた人に引かれますが、営業の手間が省ける分メリットもあるでしょう。

現場に入ったあとはこまめにその会社と連絡を取って、関係を維持することも仕事を切らさないポイントです。

 

一人親方として仕事を得るには信用が大事

一人親方が仕事をもらうには、「自分の能力を知ってもらうこと」「信用してもらうこと」が大事です。信頼関係はすぐには築けないので、長期的なスパンで考えましょう。

アームレックスでは長く信頼関係を築ける一人親方の方を募集しています。弊社はエレベーターやエスカレーターなどの特殊解体を得意とする企業で、高い技術力から常に安定した仕事を受注しています。実際に一人親方の方には仕事を切らさずお渡ししているので、「仕事がない」と不安になることがありません。スケジュールに空きがあるときも、ご連絡いただければ弊社社員が先回りで営業してお仕事をお渡ししています。

また、アームレックスでは仕事の紹介だけでなく、機材の貸し出しやリース会社の紹介、事務作業のサポートなどトータルで一人親方の方を応援しています。

なぜ応援するかというと、協力会社様の成長が自社の成長につながるからです。全面的にサポートする体制が整っているので、分からないことは何でも質問してください。

アームレックスは楽しく働ける現場をモットーにしており、職場の風通しが良いのが強みです。お互いを尊重する風土が根付いているので、協働で高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

長期的に信頼関係を築いていきたいので、我こそはという一人親方の方はお気軽に弊社にご応募ください。

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